未経験からwebデザイナーになった私が、ステップアップするためのTIPSを紹介
経歴

「前職の経験が今に活きる」異業種から転職してよかったと思うこと

メリット

こんにちは。sagayuriです。
以前の自己紹介でもお話しましたが、私がwebデザイナーという仕事を知ったのは2年前で
それまではずっと飲食業に携わっていました。

最近は高校生とか、もしかすると小学生くらいからHTMLやCSSや
高度なプログラミングまで学習している子供も増えてますね。
うちの会社にも最近若いプログラマーの新人さんが増えてきて
「あー、わたしもせめてあと5年早く勉強を始めていれば…」
と、そんな風に思うこともしばしばあります。

しかし、そんな風に思っても時は遡れないし、
異業種を経験してきたからこそのメリットもあります!
今回は、飲食業(サービス業)をやっていたからこそ得られたメリットをお話しようと思います。

メリット①「接客業で培われたコミュニケーションスキル」

これはwebデザイナーというか、10名ほどのプログラマーさんを
ディレクションする機会があって感じたことです。

一概にプログラマーさん達を一括りにする訳では無いのですが、
基本的にみなさんあまり話しませんし、会議もあまり盛り上がらない…
そう、まるでお葬式のよう。
こんな会議では実りのある内容にならないし、みんなの意見も引き出せない!
そう思ったわたしは、メンバーの中で経歴はダントツで短かいですが
とにかくメンバー全員と話すことに力を注ぎました。

この時に役立ったのが、今まで接客業をやってきて培われてきたコミュニケーションスキルです。
変にテンションが高すぎたり、話しかけすぎても引かれてしまうので、
距離感が難しかったですが、今までの仕事でいろんなお客様とお話する機会があったのもあり、うまくコミュニケーションを取れていたと思います。
おかげで経験は短くても、メンバー全員協力してくれてお葬式のような会議も意見が飛び交う有意義な会議に成長しました!

メリット②「マルチタスクが得意」

飲食業を経験した方ならよくお分かりだと思いますが
サービス業は特に、
「これをやったら次はこれをやろう」とか
「これをやってる間にこの作業しておこう…」とか
頭の中で自分が行う作業を考えていて、
何種類かの作業を同時進行でやって、無駄なく動くことを常に考えます。

わたしの元々の性格も多少影響していますが、
複数の作業を同時にこなす=マルチタスクが得意です。

これもデザイナーとしてというよりはディレクションをしている時に役に立ったのですが、
例えばわたしの場合、プログラマーAさんから確認依頼されたもののチェックもしつつ、Bさんの進捗確認して、自分の作業もやりつつ、営業の仕事もやりつつ、経理関係の仕事もやる…など、少人数のベンチャー企業ならではの、スーパーマルチタスクをこなしていました。
サービス業以外の会社に入ったのが今の会社が初めてだったのですが、
意外とみんな同時に色々こなすのが苦手なようで、「あ、マルチタスクが得意なことはわたしの強みなんだ」と知るきっかけになりました。

メリット③「クライアントに寄り添う力」

サービス業では様々なお客さんと接します。
みなさん多種多様なニーズがあったり、
中には厳しいクレームを受けたりすることがあります。

そんな中重要なのは、
「いかに早くお客様のニーズを察し、理解するか」

例えばクレームがあった時、ただ謝るだけではお客様は納得しません。
何に怒って、どうして欲しいのか、怒りの本質を素早く判断して対応することが重要です。

お客様の要望を察する力は、webの仕事でも大いに役に立っています。
全てのお客様が自分の要望をうまく伝えられる訳ではないですよね。
お客様のフワッとした要望から、いかに本質に気づき、
お客様の要望に沿った提案ができるか…
これって実はすごく難しいことだと思います。

ありがたい事に、今までわたしにご依頼頂いたお客様からは、
「ちゃんと要望が伝えられなかったのに想像以上に良いものができた」
「こちらの要望をしっかり汲み取ってくれた」

など、嬉しいお言葉をいただくことが多いです。

まとめ「回り道も重要!必ず自分の糧になる」

冒頭でもお話しましたが、確かに早く勉強すればそれはもちろん良いことだと思います。
でも、始めるのが遅くても、遅すぎることはありません。
その分今までの経験を活かした、周りとの違いをアピールすれば良いのです。
わたしも、今まで培ってきた強み+これから得る知識で、お客様に良い提案をしていけるように精進していこうと思います。